鍼灸外来

このような症状の方に
- 不妊
- 耳鳴り
- 五十肩
- 腰痛
- 眼精疲労
- 頭痛
- うつ
- めまい
鍼灸治療では、舌、脈、顔色などを観察し、患者様の体質、痛みの位置や種類を分析し、それに対する特定のツボに鍼や灸で刺激を与えます。特に西洋医学で診断がつかず治せない方の症状にも対応します。妊娠や授乳中の方、薬アレルギーのある方、飲み合わせがわるく薬が使えない方にも向いています。
その他、自費診療になりますが、不妊治療に来られる方が多いです。鍼灸治療ならではの副作用がなかったり、毎回婦人科に通わなくて苦痛がなく、妊娠につながるという理由から全国から通われています。お気軽にご相談ください。
鍼灸師 鈴木勝
鍼はなぜ効くの?
東洋医学では、人間の体には経絡という道が全身を巡っており、その中に 「気」と「血」、「津液」(しんえき:体内にある水分の総称)が流れていると考えます。また、体内には五臓六腑(肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓、 胆のう・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)があり、これらがうまく機能しあって、気と血、津液を作り出すとされています。
経絡の流れが悪くなったり、五臓六腑の働きが悪くなると、気、血、津液 の停滞や不足を招き、痛みをはじめとしたさまざまな症状が出現します(不通則痛)。そこで、全身にある経穴(ツボ)を鍼やお灸、マッサージなどを用いて刺 激することで、経絡の流れと五臓六腑を調整し、気、血、津液の停滞や不足 を緩和することによって痛みなどの症状を改善します(通則不痛)。
なぜ痛くない部位に鍼を打つの?
もちろん、症状が強く出ている部位にも鍼を施術します。それによって、 局部的に経絡の流れが改善し、痛みは緩和されるでしょう。しかし、体全体の経絡の流れが改善しないと一時的に改善された経絡の流れも再び悪くなって、結局痛みなどの症状が再発する危険性は高いと言えます。人それぞれ症状に合わせて全身の必要な部位に鍼を用いて経絡の流れと五臓六腑を刺激することで、根本的な原因解消が期待できます。 川の流れに例えると、水の流れが悪くなって氾濫しそうな川があるとします。 まずは下流に流れをせき止める障害物を確認し、その除去に当たりますが、 それでも改善しない場合、支流に水の流れが悪くなっているところがないか調査します。支流の障害物が原因で本流の流れに影響を与えていることが十分にあるからです。
健康保険で鍼灸治療受診を希望の患者様へ
健康保険で治療が受けられる疾患は以下の6つに限られています。
- 1. 神経痛
- 2. リウマチ
- 3. 頚肩腕症候群
- 4. 五十肩
- 5. 腰痛症
- 6. 頸椎捻挫後遺症
自費治療(上記以外の治療)
一回 5,000円(税別)